長唄と製図版

2017/02/06
house M

ここ数日 house M の基本設計に打ち込んでいます。

スケッチをしてCADに図面化し、そしてまたスケッチを何度も繰り返す。

やはり手を動かしていると、アイデアも湧いてくる。

時間はかかるが大切にしたい時間。

これが無いと単なる業務になってしまい、建築にも設計者としての魂がこもらなくなる。

先日、良いアイデアが浮かびスケッチを描く鉛筆のノリが良いと思ったら、

ラジオから 長唄 が流れていた。

どうやら、私は長唄を聴きながらスケッチをしていると良いらしい。

正直長唄の事はほとんどわかりませんが、

興味が湧いたので、CDでも買って鑑賞をしてみようと思う。

 

さて話は図面に戻り、手書きをされている建築家の方々の手書きの図面を見ると、

CAD化した図面とは違ってよい。線の太さや濃さ、設計者の気持ちが伝わってくる。

いずれは、手書き図面にしたいな~。

 

そして手書き図面と言えば、私はドラフターなんて高いものを買えなかったので、

高校の時に宿題用で買ってもらった、ベニヤの製図版とT定規で図面を描いていました。

ドラフターよりも場所も取らず、軽くて自分の体にフィットした感じが良かった。

家に帰ったら、物置から引っ張り出して来よう。

 

近々、長唄を聴きながら製図版に向かってみようかな。