古材

2024/07/17
house Yk

島田市内の住宅 houseYk は役所の手続きを終えていよいよ工事がスタートします。

スタート前に、施主様と工務店さん大工さん解体屋さんとで、新築で再利用する既存建物の古材を確認しました。本来は太鼓梁をそのまま再利用できればベストですが、解体時の手間や組み直しによるコストの面、プランニングにより部分再利用となりました。それでも既存の建物や先代への敬意を込めて新たな住宅にその姿を残してまいります。

古い建具も再利用をするので、そちらも合わせて空間に対して良い効果が出るか今から楽しみです。

house Yk

2024/03/06
house Yk

島田市内に建つ小さな住宅を設計しました。最初は既存住宅のリノベーションのご相談でしたが、快適に住まえるようにするには費用が掛かりすぎてしまうという事で、小さな新築住宅となりました。世にいうローコスト住宅と呼ばれる住宅ですが、ローコストってあまり表現があまり良くないと常々思います。

施主様が念願の住まいの為かき集めてくれた予算ですから、予算が多かろう少なかろう限られた予算の中で満足のいく豊かな暮らしができる住まいになれば金額は関係ないと思います。それには設計の力・アイデアが試されるのです。

約18坪の小屋空間を有効利用した平屋住宅となりました。兼ねられるものは兼ね、コンパクトでありながら家族の気配を感じる住まいになっています。

現在工事費の見積り期間中でそろそろ提出される頃、見積金額が気になりソワソワ。建築実現のため頑張ります!