
house Y へ
新築して一年経過したので、業者さんと点検に訪れました。
小さな手直しや補修で済む程度で、とてもきれいに過ごされておりました。
私は、中庭の植物の草引きや軽い剪定の手入れを。
濡縁でお茶を頂き、お施主様とお話をしていると、徐々に陽が庭に射してきて気持ちの良い豊かなひと時を過ごさせていただきました。
涼しくなってきたので、これからの季節は濡縁は重宝されることでしょう。
20坪の敷地になので、必然的に小さなリビングダイニングとなってしまいますが、
植栽に挟まれた濡縁がセカンドリビングとして活用できるように考えた住まいです。
個人的にはとても好きなサイズ感で、またこれくらいのコンパクトで内容の濃い住宅を設計したいです。
狭小住宅を検討されている方、ご相談お待ちしております!
最近は、土地からのご相談を受ける事が多くなりました。
いくつかの候補地から、どの土地が良いか専門的な視点で意見を聞きたい。
また、候補地が無く土地探しからの相談も受け、不動産屋さんから情報を集め一緒に土地探しをいたします。
設計事務所は敷居が高い印象を受けますが、少しずつ住宅を検討中で相談に来てくださる方が増えてきましたので嬉しい限りです。
相談の前に、設計者の人柄や設計への姿勢、取り組みも大事なポイントになるので、そう言ったところもご説明させていただきますので、
ぜひ気軽にお声がけいただければと思います。

house M
基礎の型枠が外れました。
立派なワイドな基礎です。
各部屋からの既存の樹木の見え方を想像しながら現場チェックをしました。
テラスの設計依頼のプランを昨日お客様と打ち合わせをして決めましたが、
自分の中で今一度考え直したいと練り直してました。
煮詰まったので houseM の現場でも見てこようと立ち寄り、
庭の緑を見つめて良い策が思いつきました。
頭を切り替える時には、外の空気を吸うのが一番です。
急いで作図して再度ご提案に行かねば!

house M
基礎の立ち上がりコンクリートを打設する前に、
アンカーボルトのチェックを工務店さんと図面を見て位置と寸法を確認。
基礎と、土台より上の構造体とを緊結する大事な役目をする為、間違えられない大切なチェックです。
無事に問題なく施工されておりました。
—
HDLP
美容院の改修計画の打ち合わせを行い、コストにより大規模な改修から、規模を縮小して重要な部分のみの改修の方向へ。
部分的な改修ながら空気感がガラッと変わるようにしたいと思います。ローコスト・ハイパフォーマンス!
プランはほぼ決まったので工事見積りへ。ここからがいつもながらの難関です。
—
遅めの夏休み


8月はまともな休みをとることができなかった為、ようやく休みを頂き家族サービスをしました。
メインは、浦安のテーマパークでしたが、それでも建築をちょっとは見に行きたいなと。
家族と共に妹島和世さん設計の ずみだ北斎美術館 へ。
外壁の素材の使い方が面白く、当日は曇りだったためより空に溶けている様でした。
さりげないけどかなり複雑な立面と平面構成でした。日本のゼネコンの施工技術はすごいですよ。
北斎の作品を足早に見てまいりましたが、お弟子さんの作品と比べると、
北斎のタッチや描写など格の違いを素人ながら感じました。
帰り道、御殿場にある内藤廣さん設計の とらや工房へ 甘いものと緑豊かな庭を求めて立ち寄りました。
別棟が増築していたことにびっくり。ノーチェックでしたが、サプライズ感があって嬉しかったです。
お目当てのいつものお汁粉は夏季メニューには無く残念。いつでも食べたい逸品です。
わが子は庭を散策中、「発見を探しに行ってくる!」となんだかおもしろい発言。
言葉の意味は理解していないと思うが、知っている言葉を組み合わせて少しずつ会話になってきている事に成長を感じ、嬉しく思った休みでした。
少しではありますが新しい建築に触れ、刺激を頂きました。
わが子に負けず、お父さんもまだまだ吸収して成長をしないとですね。


house M
既存の樹木の剪定を西村さんと一緒に行ってきました。
現場では基礎コンクリートを打設していましたが、その状況を見ながらの剪定作業。
建物にかかる部分の重要な樹木の剪定は西村さんにお任せし、
私は余計な草(ほぼ木状態)を抜いたり切ったり、蜂の巣も出現し蜂に威嚇されビビりながら作業をしました。
鬱蒼と茂っていた樹木が、あっという間に見えていなかった向こう側の塀も見え、光も風も通る様になりさっぱりしました。
その後、これまでに手掛けた建物と庭を数件立ち寄りながら、静岡市美術館で開催しているデンマーク・デザイン展へ。
小澤一也さんと合流し三人でじっくりと見て廻りましたが、西村さんはうつわや家具にも詳しく、
小澤さんは家具の専門ですから作品の説明や印象を小声で話しながら見ておりました。
家具の展示では、皆で下から覗き込んだり様々な角度で作品を見ていた為、もはや怪しい三人組。
学芸員の方に何となくマークされていたプレッシャーを感じました。
フィンユールやウェグナーの家具に加え、PHアーティチョークの実物を見れたことがなかなかの感動!
最後に名作の椅子にも座れ、楽しく勉強になる展覧会でした。

house M
基礎工事の配筋検査をしてまいりました。
台風の影響か、型枠の通りがすこし歪んでおり、水溜まり箇所もあったためそれぞれ指示をしましたが、
その他は問題なくコンクリート打設を行えそうです。
建前の日程も決まり、構造材の段取りなどスムーズに行くことを願います。
既存樹木が茂り建前時に建物に緩衝するので、明日西村工藝の西村さんと剪定をしてきます。
このところずっと事務所で設計作業が続いたので、現場で体を動かせるのが嬉しいです。