house K
塗装工事も終わり、キッチンも設置が出来ており、空間が把握できるようになってきました。
大黒柱を中心に主室と和室、玄関と繋がり間としています。
建具が取付くとまた雰囲気が変わってくるので楽しみです。
現場は左官屋さんが作業をしてくれていました。
丁寧に玄関土間の洗出しのサンプルを作ってくれており、わかりやすく感謝です。
和室の左官も楽しみで、職人さんも楽しみにしている様で設計者としても現場を楽しんでいただけて嬉しい限り。
帰りに左官屋さんに教えていただいた、十輪寺の木蓮祭へ行ってきました。
木蓮がたくさん咲いており、大勢の方が訪れていました。
本堂には、幽霊画や地獄絵図など興味深い絵が展示されておりました。
お団子も頂いてきましたが、料金は お気持ち で結構ですとのことで、
お気持ち分の小銭を箱に入れいただいてきました。
世の中、お気持ちでまわればとても素敵なことだけど、なかなか難しい現実です。
相手の働きをよく理解し、感謝の気持ちを持ち、気持ちよくお代を払える世の中になると良いです。
それには、働き手が気持ちを込めて仕事をするところから始まると思います。
house K
床板の塗装の様子を見てきました。
鈍く艶が出ており良い感じに仕上がっていました。
床が濃く塗られると、引き締まった感じになります。
塗料の乾きが遅いようでしばらく上がることができず、玄関から眺めてきました。
仕上工事に入ると、毎回変化があるので現場に行くのが楽しみです。
house S も基礎工事が始まり、共に藤枝方面なので２現場セットで監理に。
３月４月は監理で慌ただしくなります。
一月末に家具作家の小澤一也さんと丸太の下見に行った川根の大工さんのところへ。
大工さんたちが薪割を行うとのことで、丸太を頂きながら薪割のお手伝いをしてきました。
初めての薪割をしましたが、薪を割る機械を使ったり、丸太をチェーンソーで切ったり、
大きな丸太を枝を使いテコで動かして運んだりと重労働でした。
丸太の重みや厚みなどから、普段見ている綺麗に製材をされた木材からは感じない、
自然の力というか生命力を肌で感じました。
言葉にうまく表現できませんが、今後自分のやるべきことの道しるべを教えてもらえたような気がし、
薪割をしながら熱いものがこみ上げてきました。
今日得た感覚を、整理して少しずつ形に起こしていきたいと思います。
この感覚を大切にするため、切れ端をいくつか頂いて来ました。