友人で作庭家の 西村氏 にいつも誘われ、
行こう行こうとずっと参加できなかった 「ガーデニング研究会」に
今回やっと参加しようと、無理やり時間を作り行ってまいりました。
研究会は大阪で行われるため、西村氏と共に前日から各々が気になっている建築などの見学をすることにしました。
— 六甲枝垂れ



— ピピア庵

— 竹中大工道具館



— 大阪弁護士会館

— 大阪市立東洋陶磁美術館

この他、あちらこちらと車で走り回り、街並みや山林などを見て回りました。
六甲枝垂れは、紙面で見るよりも実際に見た方がとても良い空間で刺激的でありました。
移動の車中、建築と庭のありかたや、今後の仕事への考え方などをお互いの 今 考えていることを話しながら有意義な日を過ごしました。
ガーデニング研究会では、大阪を中心に活躍している作庭家のみなさんや、建築設計をしている方、その他庭と建築に興味のある方、
みなさんとても勉強熱心であり、庭以外に建築についても知識が多くびっくりいたしました。
いつもは、それぞれの作庭家からの近作の発表があるようですが、今回は無く 武部先生の大変勉強になるお話を聞きくことができました。
ガーデニング研究会は約30年続いているとのことで、この様な素晴らしい会があることがとてもうらやましかったです。
そして、建築と庭というとても密接した関係であるため、もっとこういった会に参加すべきと思いました。
内側で見て考えているよりも、外からの見方や考え方とも意見を交換していくべきですね。
タイトな二日間でしたが、とても刺激的でありました。
少しばかり遠いので、頻繁にはうかがえないですが、機会があればまた参加したいと思います。
最後に、西村氏が作ってくれる庭の樹木を取り揃える畑に久々に寄りました。

広大な山の敷地に、山から採取してきた様々な樹木が育てられています。
この中から作る庭のイメージをして樹木を選ぶのですが、
私にはどの樹木を選ぶなど全く想像もつかず、さすがプロだなと感心いたします。
いろいろとお話をしてくだいました、古川庭樹園の古川さんありがとうございました。
今回たくさん刺激をいただけましたので、早速これからの仕事に活かしていこうと思います。
西村さんも運転と案内ありがとう。これからも良いものづくりをしていきましょう!
夏季休暇にて、家族サービスの合間に少し建築に触れてきました。
清春芸術村へ 小さな美術館や芸術にまつわるものが点在している施設です。

ルオー礼拝堂。

清春白樺美術館。

茶室 徹。

梅原龍三郎アトリエ。

ラ・リューシュ。
この他、安藤忠雄さん設計の美術館もありました。
家族を待たせながらの足早の見学でしたが、
谷口吉生さん設計の清春白樺美術館のコンパクトながらも流れるような空間づくりがとてもよかったです。
吉田五十八さん設計の、梅原龍三郎アトリエの中を見学出来ず外を一周見学。
いろいろと勉強になりました。

芸術村のとなりにあった、杉本博司さんデザインの料理店。
ほうき垣と建物のバランスが良かった。
次回はゆっくりと見学して、ここで食事をしてみたいです。

サントリー白州蒸留所。
広大な緑豊かな敷地で、ウイスキー白州の製造をしており、
近年のウイスキー人気により雨でも混雑していました。
雨でしっとりとした森がとても気持ちがよかった。
—
お世話になってるお施主様にお土産を!と思っていたところ、
唯一買えた白州でのチョコレート。汗
事務所での打合せの際にお茶に添えさせていただきますので、是非お召し上がりください。
—

別の日に、
お茶室のお勉強に松韻亭へ。
息子の子守で、父と息子での初めての遠出をしました。
一緒にお茶をいただき、一緒に散歩をし、一緒に顔を蚊に刺された、
有意義な一日でした。
これから秋になれば出かけやすい気候になるので、
また息子と二人で、いろんなところに勉強をしながらお出かけをしたいと思った夏休みでした。
—-
さて夏も終盤。
詰まってきた仕事を、単純にこなすのではなく、
スピードを上げながらも、じっくりと練りながらベストな答えを導き、
よいものづくりが出来るように頑張ります。
夏季休暇のお知らせ。
8月15日(土) ~ 18日(火) の間をお休みさせていただきます。
この期間にご連絡いただきましたお返事につきましては、19日(水)以降にさせていただきます。
お休み中はご迷惑おかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
—–
休暇前に着々と設計が進んでいる house Y .
経験上一番コンパクトな狭小住宅でありますので、緊張しながら設計をしています。
通常の1/50の模型に加え、1/30の模型を作製して、内部の検討を繰り返しながら作図をしています。
遣り甲斐抜群です!

—–
house K も進行中です。
多くの要望から、大切なものを見つめ直して、平屋という選択にたどり着きました。
山間に佇む住まいには、相応しい自然と導き出された選択になったのだと思います。
こちらも素晴らしいロケーションと、住まいの他にお茶室もあるので設計の遣り甲斐がある住宅です。

どちらも、じっくりと検討をしながら図面を描き上げていきたいですが、
共にのんびりとはいきませんので、スピーディーな判断力が問われます。
この他に、リフォーム工事の着工間近で、細かな変更の対応をしていきます。
Snowdesignofficeの初めての夏は、甲子園と同じく熱い夏になっております!
アルプススタンドからの黄色い声援はありませんが、、、頑張ります。

houseTTの現場に、母校である島田工業高等学校建築学科2年生のみなさんが現場見学に訪れました。
先生と、私とで現場の説明を行いました。
丁度木造の製図をしている様で、自分が描いている材料などが何かを実物を見ながら先生の話を熱心に聞いておりました。
夏休みにも関わらず熱心な生徒さんたちで感心いたします。
私たちの時代はこんなに真面目な子たちは全くおらず、
やんちゃばかりをしており、先生方に迷惑かけっぱなしの問題児ばかりでした。
当時に比べて挨拶もしっかりでき、おふざけもせず、時代が変われば学校も変わるんですね。
今回は構造や材料など部位的な話ばかりでしたが、
機会があれば、設計をすることはどういう事であるか、実際の仕事の進め方や考え方などお話が出来たらと思います。
未来ある若者たちとお話が出来て元気をいただけました。
生徒のみなさん、先生、ありがとうございました!

houseTTにはピアノ室があります。
床補強や遮音などを施しており、
お施主様との間で「リビングよりも単価の高い部屋」と毎回話題になっています。
ピアノの音ことを考慮した壁の仕上げは一味違う仕上げの壁になる予定で、
早く仕上がりを見たいとこですが、まだまだ下地工事です。