
houseMk の見学会にお越しくださいました皆さま、誠にありがとうございました。
素材についてや、空間構成について、皆さまじっくりと見学しお話を聞いてくださりありがたい限りです。
設計事務所のつくる住宅を初めて見学された方々においては、とても楽しそうに見学されていたことが印象的でした。
快く見学会を開催させて頂いたお施主様も、誠にありがとうございました。
さて、見学会が終わり早速プラン依頼を請け現地調査に。
山間の長閑な風景が広がる場所に建てる住まいの計画です。
いつもながら、環境と要望を読み解き、ご家族の日常の暮らしぶりを思い描きながらプランをしていきたいと思います。
年内もあともう少し、houseMkの引き渡しや、進行している設計、新規プランニングと、なかなか落ち着けなさそうです。
上手に気持ちを切り替えながら頑張りたいと思います。

リビング(ソファ製作:造作家具創木)

引手(作:小澤一也)

プレート(作:小澤一也)

作庭(作:西村直樹・平川了一)

土壌改良
houseMkはようやく完成を迎えた。
造作家具のソファも据え付き、居場所が生まれた。
今回開き扉の引手を木作家の小澤一也氏に製作していただいた。
一緒に形を考えサイズを決めたプロダクト。
原型は、打合せの為彼の工房へ伺ったときに製作していたプレート(コースター)の形がとても良かった為、
これを基にしたデザインとした。主張はしないがキャラクター性が生まれる何とも良い相棒的なデザインとなっている。
この他タオル掛けも制作していただいた。
見学会では、引手の原型となったプレートも購入が出来ます。
いろんな樹種・大きさがあるので、好きな1枚を選んでみてはいかがでしょうか。
この他、小澤一也氏の家具や椅子、everlasting-sproutのテキスタイルの展示を予定しております。
昨日庭の工事をしました。
1本でも多くの植物を植えようということで、今回は人件費を最小限に、三重から西村直樹氏、地元の平川了一氏と私の三人で作庭をしました。
植える前に、根を張る土をほぐし、炭やたい肥を混ぜ土壌改良をする。
なかなかの重労働ですが、耕す事は人として基本なんだと改めて思う体験。もっとみんな土に触れるべきだなって思う。
樹木の植え混みは、室内から見え方や外側からの視線などそれぞれの樹木の配置に意味がある様に、
西村氏が何度も室内外から確認をして植えています。
あっという間に暗くなり、何とか一日で作庭が終わりました。
それぞれが信頼し合い分担できたおかげかなと思う。
とても充実した一日でした。
そんな具合で、多くの職人や作家の想いが籠った住宅となりました。
とても心地よいものづくりが出来たと思います。
見学会の予約も大分埋まってきました。
是非ご予約の上見学ください。

houseMk
床の養生を取りはずし、室内の雰囲気が把握できてきた。
先日、塗装屋さんが蜜蠟ワックスを塗ってくれていたので、一緒に手伝いをさせて頂いた。
蜜蠟ワックスを塗る前に、一通り掃除をする。掃除をすると、手直し個所や細部の確認ができる。
掃除をしていると毎回思い出す。
現場監督時代に 「お前の仕事は掃除だ」 と現場に職人さんの後ろで付きっきりになり掃除をしながら、職人さんの手元の手伝いなどをしていた事。
どの様な手順で作っていくのか、どれほどの手間がかかっているか、掃除や手元をすることで学べと言う事だったと思います。
当時はあまりわかっていなかったが、今はその事が役に立っている。
そして、現場監督当時は職人が怖かった。
自分が若くて知識や経験が無かった為、職人になめられていたのかなとも思いましたが、
大学を出て、設計事務所務めを辞め現場監督となった事で、頭でっかちだったこともあり、単純に職人との距離が遠かった様に思えます。
これらの経験が役立ち、今は現場がとても好きで、職人さんと対話をしながら一緒にものづくりをする感覚がとても気持ちが良い。
ある職人さんに言われたのが、「職人ぽくて好きですよ」って、なんだか照れ臭いが嬉しかった。
今では職人さんたちと同じ場所に立ち互いに敬い合って現場で仕事をしている。
僕にはこのものづくりの方法がベストなんだと実感しました。
そんな皆で力を合わせて作っているhouseMkの見学会をします。
予約制ではありますが、是非お気軽にご予約の上、見学に来てください。
詳しくはこちら

house Mk
足場が撤去され、外観がお目見えです。
シルバーのガルバリウム鋼板でカチッとした印象ですが、
雨が掛かりにくい軒天や玄関部分にヒノキ板を張り、柔らかい質感としています。
職人さんたちと月末工事完成を目指し頑張ります。
工事完成後、植栽や、施主様と床の塗装などを経て、12月中旬に見学会を予定しています。
日程等明確に決まりましたらお知らせいたします。お楽しみに。

新規住宅のプレゼンテーションを致しました。
庭や畑の暮らしを楽しむため、敷地に余白を作り緑に囲まれた小さな住宅です。
想像をしていた住宅とは意表を突いた案だった様ですが、気に入って頂けたようで次のステップに進むこととなりました。
意表といっても奇をてらったわけでは無く、その土地の環境から素直に導いたものなので、すんなりと受け入れて貰えました。
家事や工作をする場所の工房(工作室)もあるので、なかなか楽しみな住まいになります。
これから打ち合わせを重ね、住まわれるご家族らしい住まいになる様、ご家族と共に楽しみながら設計をしていきます!
プロジェクト名は、すでに同じイニシャルがある為、何になるのかな~とご主人。
せっかくなら名前を考えてみては?と言うことで、まだ名無しです。
次回の打ち合わせで決定しようかと宿題にしました。
こういう楽しみ方もありますね。